報連相と言えば、「報告・連絡・相談」の重要性を表したビジネスマナー用語ですが、これは部下から上司にするものでした。
しかし、最近では部下だけではなく、上司から部下へ気を付けたいビジネスマナー用語「おひたし」が、最近何かと話題です。
本記事では今話題のビジネスマナー用語「おひたし」について、用語の意味や使い方などをピックアップします。
部下とのコミュニケーションに悩んでいるときは、こちらを参考にしてください。
ビジネスで重要な報連相とは
古くから愛用されているビジネスマナー用語「報連相(ほうれんそう)」は、新入社員に仕事を教える際に、多く使われてきた用語でした。
しかし、現在の会社では「報連相」のみでは古いとされ、上司が部下からの「ほうれんそう」に対し、「おひたし」というビジネスマナー用語を使うことに注目が集まっています。
「おひたし」とは、部下が気持ちよく仕事をしてもらうための魔法の言葉です。
社内掲示板には、「報連相」と「おひたし」が記載されたポスターを貼っている会社が増えています。
内容としては、部下からの「ほうれんそう」に、上司が「おひたし」で応える「ほうれんそうのおひたし」を表現しているポスターです。
それでは、ビジネスで重要な「ほうれんそうのおひたし」とは何かを具体的に見ていきましょう。
仕事における「おひたし」の意味
「おひたし」を使う上司の評価が高くなり、仕事の効率も良くなるため、おひたし指導を取り入れる企業が増える可能性があります。
なぜ上司の評価が高くなるのかは、言葉の意味を見れば一目瞭然です。
「お(怒らない)・ひ(否定しない)・た(助ける)・し(指示する)」という意味ですが、これだけで言葉の良さがしっかりと伝わります。
「ほうれんそう」をしてきた部下や新入社員に対し、必ず「おひたし」を実行するだけで、部下とのよりよい関係が築けると評判です。
今後の会社の取組みとして、「ほうれんそうのおひたし」がますます増えくのは必然と言えます。
「おひたし」に対する賞賛の声
「おひたし」はどこかの企業が作り出したルールなどではなく、ある一社員が心掛けていることをTwitterにツイートしたところ、これが瞬く間に共感を得て広がり、注目を集めた言葉です。
このツイートに多くの人が「いいね」を押して称賛し、共感できるという肯定的なコメントが寄せられています。
大切なのは頭ごなしに怒らずに、次につなげられる対策を考えながら指示を出すという手法です。
ミスは誰にでもあるものなので、むやみやたらに叱るのでは余計にミスが増えるというのは、何の問題解決にもなりませんし、ただ人間関係が悪くなります。
ただし、本人の態度に問題がある場合は、言い方を考えて叱ることも大切です。何がいけないのかを把握せずにいると、いつまでも同じミスを繰り返してしまいます。常にやさしい態度で接するばかりでは、いけないということです。
まだあるビジネスにおける重要な語呂合わせ
最近注目を集めている「おひたし」ですが、ほかにも類似のビジネスマナー用語があります。
下記では「おひたし」以外にも話題となっている「こまつな」、「きくな」、「ちんげんさい」、「かくれんぼう」について解説。
仕事を進めていくうえで、ケースごとに使い分けてください。