接待の席次
席次のマナーがビジネス以外でも使える理由は、どのような場合にでも利用できるからです。
レストランなどでも活用できる席次はビジネスはもちろんプライベートでも役に立つので是非覚えましょう。
和室での席次
和室の場合の席次を説明します。
和室では床の間の位置が一番の上座となります。
基本的に床の間は出入り口付近には設けられません。
出入り口に近い席が下座となります。
基本的な席次は上の図のようになりますが、このままですと同じ会社同士で対面してしまうので、お客様が1.3.5に、自社の社員が2.4.5に役職順に座ることが多いです。
そして料亭などで、庭園が見える席があれば、その席が上座となります。
格式の高い料亭などでの接待時は、事前に店舗へ確認することもできますので不安な場合は聞いておきましょう。
レストランでの席次
一般的なテーブルのレストランでの席次を説明します。
出入り口から一番遠い席が上座。
景観の良い席があればそちらが上座になります。
中華料理の円卓の場合も同様です。
まとめ
席次とは形式上のものや古い習慣などだと軽んじて考えている人もいるようです。
実際には相手をおもてなす気持ちと相手を尊重する気持ちの現れですので、時代に関係なく非常に需要なものなのです。
席次のマナーを覚えれば、どのような場所でもスマートに行動できます。
マナーのあるビジネスマンであると印象つけることができ、その後のビジネスに影響を及ぼすに違いありません。
例外や臨機応変な対応が必要な場面も数多くあるので、はじめはスムーズに進まないかもしれませんが、回数をこなせばどんな場面でもすぐに対応ができるようになるでしょう。
相手に敬う気持ちを伝え、自分の好印象を与えることができる重要ツールですので、いち早く身に付けましょう。