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頻出ビジネス用語65選!!上司・先輩との会話についていくための基本用語をご紹介

マイルストーン

企画やプロジェクトの進行を管理するための節目のことを言います。

本来は、道路などにおかれた標識のことですが、ビジネスでは商品企画やサービス開発などのプロジェクトで、長期にわたる企画に使用されることが多く、仕事を進める上で中間となる目標や、工程などの節目でマイルストーンを設定することになります。

何をいつまでに終わらせるかを明確にしておくために、設定するときに大切なのは、マイルストーンと日付を関連付けることです。

マター

「案件」「担当」「責任」という意味です。

使い方としては、マターの前に、人名、役職、部署、会社名をつけることがほとんどです。

「これはシステム部のマターではなく、マーケティング部なのでそちらに確認してください。」と、いうように使います。

氏名に「マター」をつける場合ですが、上司や目上の方に使う際には失礼のないように気を付ける必要があります。

その場合には、「〇〇さんマター」や「部長マター」と敬称や役職名を付けることが自然です。

 

ラ行のビジネス用語

リスケ

スケジュールの見直しという意味です。

「re-schedule(リ・スケジュール)」を略した言葉として利用されています。

「会議のリスケをお願いします」というように、予定が変更になった場合など、もう一度予定の再設定を行う場合に使われる表現です。

リスクヘッジ

危険を予測し、それを避けるように対策することを指します。

新しい取り組みや、企業間での協業を行う時など、何かチャレンジとしようとすると、思いも寄らない危険を孕んでいるということもあれば、「予想通りにいかない可能性」という意味もあります。

そのような危機的状況に陥らないように。または陥ってしまった時関、その影響を最小限に抑える対策や軽減させるような工夫をすることを「リスクヘッジ」と言います。

もともとは、金融取引の現場で使われていた言葉で、分散投資など、投資先で損をしても他の投資先で利益が得られる、という風にリスクを分散させることをそう呼んでました。

「リスクマネジメント」(危機管理)とも同義で使われることもありますが、リスクヘッジのような局所的な使われ方に対して、企業として全社的に取り組むなど会社の概念として利用されるケースがあります。

リテラシー

ビジネスでは、限られた部分の応用力の高さについて使われることが多いです。

利用される時は、「〇〇リテラシー」と表現されることが多く、「ネットリテラシー」であればインターネットにおけるリテラシー(知識や理解力)について指しています。

その他、金融リテラシーや、メディアリテラシーという表現で利用されています。

リマインド

「思い出させる」「気付かせる」という意味です。

取引先や顧客との、打ち合わせや会議の日程確認や、会議やイベントへの出欠確認など、直前にメールで連絡を行うことを、「リマインドメール」といい、ビジネスの場では機会損失にならないように、利用されています。

目上の方や社外のお客様に送ることが多いので、失礼にならないような文で、確認メールを送ることが必要なスキルとなってきます。

日時や場所は箇条書きで書き、お手数ですが…」という謙虚な気持ちで文を作ると、相手にも印象よくリマインドを伝えることができます。

レビュー

「見直す」「おさらい」「再調査する」「再考察する」「再点検する」「再検討する」「よく調べる」の他、「批評する」「論評する」「回想する」「観閲する」などたくさんの意味があります。

「上司に作成した資料のレビューを依頼する」など、セミナーで公開したり、営業の提案資料としてクライアントに見てもらう場合など、事前にチェックしてもらうニュアンスで利用されるケースがよく見られます。

似ている言葉で非なるものとして、「批判」としては使わないということです。

人やものごとに対して一方的に「NO」と否定するだけの行為であるため、「批評」のように、ものごとの良い部分を見て高低をつけるという要素がほぼありません。

類語で表現するときは、この点に留意して適切な言葉を選ぶようにして下さい。

ローンチ

「新サービスを発表する」という意味で使われています。

もともとは「世間に送り出す」「(事業などに)乗り出す」という意味でIT業界では広く使われてきました。

最近は商品を新発売する時にも、ローンチという言葉が使われるようになっています。

ビジネスシーンでは、「新しいサービスを始める」とい意味として似たような言葉で、「リリース」があります。比較的ローンチよりリリースの方が耳にする機会が多い。つまりよく利用されている言葉となっています。

ロイヤリティ

特許権・商標権・著作権などの使用料を指します。

例えば、音楽業界では、レコード会社が歌手や作曲者へ支払う印税などもロイヤリティに該当します。特定のキャラクターの使用権利や販売するための権利なども全て含めてロイヤリティと呼びます。

似た用語にライセンス料というものがありますがライセンスは使用特許という面の使用料ですが、ロイヤリティは特許権・商標権・著作権など全ての権利を包括した使用料に該当します。

 

英語表記のビジネス用語

ASAP

「できるだけ早く」という意味と、もう少し強い意味の「最優先で」という2つの意味があります。

ASAPは「as soon as possible」の頭文字をとった略語として利用されます。

言い方としては、少しカジュアルな表現になりますので、社内外の公的な文書や会議では使わない方が賢明です。

BtoB

Business to Businessの略した表現で、企業と企業が商取引を行うことを言います。

資本力のある企業を顧客とするため、1件あたりの受注単価が大きくなることもあり、売上貢献型や、コスト削減などモノやサービスには継続的な取引関係になることも多いため、一度信頼を獲得すると安定した収益が見込まれるのが特徴的です。

BtoC

Business to Consumerの略称です。BtoCとは違い、企業がモノやサービスを直接一般消費者である個人に提供するビジネスモデルを指します。

ネットショッピングで言うと、楽天やアマゾンはまさにBtoCです。

一方で、個人が出品しているようなフリマサイトでは、CtoC(Consumer to Consumer)と言われる部類になります。

FYI

「ご参考までに」という意味です。

「For Yor Information」の頭文字をとった略語として利用されます。

「FYI」のビジネスメールにおける使い方は、よく件名や末尾で用いられることが多いです。

メールの件名に使う場合には、[FYI]のようにカッコをつけて書き入れます。

また、メールに参考資料を添付させるような場合は、メールの末尾に「FYI」としてその資料を添付するという使い方もあります。

そうすることで、メールの読み手自身がその資料ファイルを開き、その情報を読むかどうかの判断をしやすくなります。

また、届いたメールをメンバーに共有する際にも、件名に「FYI」を入れてメールを転送するケースがよくみられます。

KPI

「重要業績評価指標」を指します。

KPIは(Key Performance Indicator)の頭文字をとった略称となります。

企業やプロジェクトが目標を達成しようとする場合、その目標達成プロセスの進捗度合いを表す指標のことを言います。

KPIはさまざまな職種や業種に適用できるので、定型的なものはありません。

立てた目標の達成に向かいプロセスが適切に実行されているかどうかを評価する必要があります。

KPIを利用するメリットとしては、共通の指標がKPIを通してメンバーの意思統一が図りやすくなることです。

MTG

ミーティングという意味です。

最近のミーティングは、皆が会議室に集まってする以外にも、TV会議やスカイプなどクラウドサービスを利用する場合があります。

そのため、遠く離れてもいてもまたは移動中でも、PCやスマホさえあれば定期的にMTG行える環境が整ってきていると言えます。

「リモートMTG」「スカイプMTG」など、方法や手段またはツール名をMTGの前に付けてメールや予定表に表現されることとなるでしょう。

OJT

On-The-Job Training(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の略称です。

実際の職場に出ることで、実践を通して学ぶ訓練のことを指します。

通常は一般の研修と違う点として、実際の実務を行いながら学んでいる状態のことを言います。

実際のユーザや来店されたお客様の対応を行いながらや、連携された申込書や登録データについて事務処理を行うなど、研修といいながらもサポートがついた状態で実務を覚えていくことになります。

PDCA

Plan=計画 仕事のゴールイメージとして、「誰が(Who)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「何を(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」「いくらで(How much)」など、5W2Hを意識しながら、数値を使って具体的に目標を設定することです。

Do=実行 計画に沿って業務を実行すること。その計画がしっかりと実行できているか、時間や数などで具体的に表す。

Check=評価 振り返りの場面、きちんと実行できたか評価や意見を取りに行く。その結果、良かったか悪かったか、それはなぜかの検証を行う。

Action=改善 悪かった部分はどのように改善するべきかを考ることです。検証の結果を踏まえ、計画を継続するか、やめるか、改善内容を決定すること。

TBD/TBA

TBDは、「To Be Determined」の頭文字をとった略語で、現時点では未定で、追って決定される。という意味で利用されます。まだ内容が決まっていないことを指します。

TBAは、「To Be Announced」の頭文字をとった略語で、「後日報告」という意味です。すでに内容は決まっているがまだ正式な発表されていない場合に使われます。

 

良く使われるビジネス用語まとめ

ここまで、良く使われるビジネス用語について紹介してきましたが、あなたはいくつの用語を理解していたでしょうか。

分からないワードは放置せず、1つ1つ理解をしていくというのが、ビジネス用語マスターへの近道です。

何気なく日常で使用されているビジネス用語ですが、1つのワードにおいても複数の意味を持っていたり、場面によって意味合いが違ってくることも有るのです。

業界専門のビジネス用語があったりもしますので、すべてを覚えるのは難しいですが、日常的に身の回りで飛び交っているビジネス用語については押さえておきたいですね。

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