1.目的に必要な機能があるか
ポイントの1点目は、目的に応じた機能が搭載されているかを確認することです。文章作成ソフトは、ソフトごとに搭載されている機能が異なります。例えば、macで使えるソフトegword Universal 2は、縦書きに対応していますが、pagesは対応していません。文章作成ソフトを選ぶ際は、必要な機能を洗い出し、公式サイトや口コミなどで、その機能が搭載されているかどうか確認しましょう。
2.有料か無料か
ポイントの2点目は、有料か無料かを確認することです。ソフトのなかには、最初から有料のソフトもあれば、機能を追加時に費用が発生する場合もあります。選ぶ際は、ソフトが有料なのか無料なのかを確認しましょう。
なお、今回ご紹介したように、無料の文章作成ソフトでも高機能なものは数多くあります。文章作成ソフトを利用したことがない方は、無料ソフトで使い勝手を確認し、必要であれば有料ソフトに変更することをおすすめします。
3.ブラウザかデスクトップアプリか
ポイントの3点目は、ブラウザかデスクトップかを確認することです。ブラウザのメリットは、自動でデータが保存される点です。ブラウザは、インターネット上で作成、編集するため、リアルタイムでデータが上書きされます。ただし、作業をする際にインターネット環境が必要です。
一方、デスクトップアプリのメリットは、インターネット環境がない場合でも操作できる点です。ただし、デスクトップアプリは、対応OSが限定されている場合がありますので、事前に対応OSを確認してから選ぶようにしましょう。
4.対応OS
ポイントの4点目は、対応OSを確認することです。主なOSの種類として、MicroSoftが提供しているWindows、Appleが提供しているMac OSの2種類が挙げられます。上述のように、文章作成ソフトによって、Windowsのみ、Mac OSのみ、もしくはその両方など、対応OSが異なります。文章作成ソフトとパソコンの対応OSが異なると、ソフトを利用することができないため、必ず確認しましょう。
5.Microsoft Officeとの互換性
ポイントの5点目は、Microsoft Officeとの互換性を確認することです。Microsoft Officeとの互換性とは、Microsoft Officeのデータへの対応を意味しています。自身の文章作成ソフトが対応していなければ、Microsoft Officeのデータを編集することができません。
また、対応している場合でも、制限を受ける場合があります。制限を受けていると、レイアウトや関数、マクロが再現できない可能性があります。文章作成ソフトを選ぶ際は、Microsoft Officeとの互換性、その制限について確認しましょう。
目的や対応OSに応じて適切なソフトを選びましょう
おすすめ文章作成ソフトとソフトの選び方についてご紹介しました。文章作成ソフトは数多く配信されており、機能やデザインもさまざまです。その中から、自身にあったものを見つけるためには、①目的に応じた機能の搭載②料金③ブラウザかデスクトップか④対応OS⑤Microsoft Officeとの互換性の5点をおさえましょう。特に、対応OSはもっとも重要であり、ソフトとパソコンのOSが異なっていると利用することができないため注意しましょう。
また、文章作成ソフトを選ぶ際は、いくつかを試し、その中から最適なものを選ぶことをおすすめします。自身にあっているかどうかは、実際に利用してこそわかります。無料ソフトを中心にピックアップし、一度試してみましょう。